今日ね、マミーは午前中お留守だったの。近所の知り合いのお家に、ベビーシッターで行ったんだよ。だからその間、桃はマミーの大きなベッドを全部お借りして、大々的にお昼寝してました。途中からは桃が大好きなお日様の光も入って来て、室内はポカポカ。あ～いい気持ち。桃はね、寒いのが大好きなんだけど、お日様だけは特別なの。寒いといえば、お外はとっても寒いんだよ。朝晩は氷点下なの。桃はそういう寒い日にお外に出るのが大好き。なんかね、元気が出るの。マミーも、気持ちが引き締まるって言ってるけど、その気分は桃にはわからないな～。だってほら、桃にとっては毎日が「寝てよう日」だから。いつもお気楽だって言われてるし。でもその通りだわん。
本日の桃の俳句。「氷点下 毛皮の桃には 丁度いい。」
今日は、マミーの大学時代の数学の先生とその奥さんが、夕方から遊びに来ました。お庭にご挨拶に行ったら、何かいい匂いがするものを持ってるんだよ～。でも、匂いだけで見せて貰えませんでした。
（桃ちゃん、あれはティラミスというものだよ。）
マミーがキッチンで夕食を作ってる間、2人が桃と一緒に遊んでくれたの。あまりにも興奮して、お気に入りのダックの足をむしって中の綿を取り出したら、ダック取り上げられちゃった。でもね、桃は他にも沢山おもちゃを持ってるから、次々と2階から運んだら、拍手喝采だったよ。桃が疲れるまで遊んでくれたから、桃はもう大満足。楽しかった～。また遊びに来てね～。
本日の桃の俳句。「ボール拾い 息切れするまで やっちゃった。」
明日マミーがディナーにお客さんを呼んでるので、今日はその下準備を色々しています。テーブルに敷くランチョンマットやナプキンを洗ってアイロンかけたり、ミートソースを煮込んだり、鶏肉をマリネしたり。でもね、マミーったらドジなの。お買い物は昨日のうちに済ませてあったから、さてミートソースを作ろうかなとキッチンに行って、玉ねぎを買い忘れたことを思い出したんだって！それで近くのスーパーまで、桃も一緒に行ったよ。桃はお店には入れないから、車の中で待ってたけど。桃はラブだけど盲導犬じゃないから。番犬としても「職務怠慢」ってババ（注：桃ちゃんのマミーのそのまたマミーのこと）に言われてるのに、盲導犬は無理だな～。（遠い目）
それでね、スーパーから帰って来てお家に入る時に、マミーが大きな大きな桃が入れちゃいそうな袋を後部座席から出したの。中身は数日前に買ったものらしいんだけど。それでね、中身を見せて貰ったら、桃よりふた周りくらい小さなイエローラブの赤ちゃんなんだよ！桃は鏡を見てるかと思って、ビックリしたよ。遊んで貰えるかと思ってちょっかいも出してみたけど、動かないんだ。それでちょっと匂いを嗅いでから、鼻の辺りをガブリとやったら、マミーにしかられちゃったよ。これは「ぬいぐるみ」ってものなんだって。マミーが来週お友達に会うらしんだけど、その人の娘さんへの2歳のお誕生プレゼントなんだって。マミーの愛情を桃から奪うライバルが出現したのかと思って、ちょっと焦った桃なのでした。（きょうのわんこ風）
本日の桃の俳句。「ぬいぐるみ そうと知って 一安心」
あ、昨日書くの忘れちゃったけどね、洗って貰ったもののなかに、フリースでできたリバーシブルの犬用寝袋もあるんだよ。キャンプに行かれそうでしょ？片面はバーガンディーの無地で、もう一方は茶色のギンガムチェック。そうね～、あのバーバリーのチェックと同じ色と雰囲気。おしゃれでしょ？色が桃に合うからって、マミーが買ってくれたの。これはね、マミーの車のいちばん後ろ、桃がいつも乗るところに敷いてあるの。そうすれば長時間車に乗る時にも、桃が快適にお昼寝できるから。マミーはいつもちゃんと桃のことを考えてくれてるんだよ、多分。でもそれにしちゃ、車の後ろは良く揺れるよなぁ。半年前に新しい四輪駆動の車を買ったんだけど、その前は後部座席に座らせて貰ってたの。その時から比べると、今の車はとっても揺れるよ。前に乗ってるマミーは快適だっていうけど。
本日の桃の俳句。「桃の夢 助手席乗って ドライブに。」
今日はね、マミーが桃の身の回りの物をお洗濯してくれたの。洗って貰ったものは、首輪とリードのお揃いのセット2組、桃の水入りマットレスのカバー、フリースの毛布、昨日シャワーの後で使ったバスタオル、ハイキングで休憩の時に使う長～いトレーニング用のリード。今回はバンダナがなかったなぁ。桃はね、バンダナも7枚持ってるんだよ。バンダナはね、マミーがちゃんと糊付けしてアイロンかけてくれるの。
そうそう、桃は他にも色んなものを持ってるの。雪が降った時には赤いフリースのブーツがあるし、雨の日には黄色のレインコートがあるし（12月11日の日記を参照）、夏にはサングラスもあるんだよ～。桃って、もしかしてとっても甘やかされてる？
本日の桃の俳句。「お洗濯 桃の匂いが もうしない（涙）」
今日はちょっとマミーには肌寒かったみたいだけど、桃にとってはステキな気温。夕方マミーが公園に連れて行ってくれたので、マミーが「Momo, No!」って言ってる声は聞こえなかったことにして、池に飛び込んでみました。あ～、気持ちよかった。マミーはもう桃のダイビングに関しては諦めてるので、怒りもしません。マミーが今日おかんむりだった原因は、実は桃じゃないの。公園に着いた時に2人連れの女の人が乳母車を押してたんだけど、どうもその人達がゴールデンレトリーバーを連れて来てたみたいなの。その子も泳いだみたいで、全身びしょ濡れだったの。とってもフレンドリーな子なんだけどね、濡れた体と泥足でマミーに飛び付いて挨拶したの。それを見てて注意をしない飼い主に、マミーはおかんむりだったの。泥だらけのおててで他人のお洋服に触っちゃいけないって、桃は知ってるよ。それに桃がおやつ持ってる人に飛びつこうとしたら、マミーはちゃんと大きな声で桃に注意するもん。幸いなことにマミーが着てたのは化繊のウィンドブレーカーみたいなのだったから、お家に帰ってきて水拭きしたら泥は落ちたけど、白のコットンのＴシャツとか着てたら、どうするつもりだったんだろうね～。
お家に帰ってきてから桃はしばらくひとりで裏庭で遊んだよ。それからマミーと一緒にシャワー。リンスもして貰って、すべすべになりました。疲れちゃったから白目を剥いて寝てたら、またマミーに笑われちゃったよ。
本日の桃の俳句。「泥つきの ジャガイモならぬ 犬の足」
桃には色々あだ名があるんだけど、そのうちのひとつが「甘のたれ子」なの。と～っても甘ったれで、大好きなマミーのあとを一日中くっついて歩いてるから。別にマミーがいないと不安になるわけじゃないし、お留守番もいい子でできるんだけどね、マミーの後をず～っと付いて歩くの。マミーが２階に上がれば一緒に付いて上がるし、１階に下りれば一緒に下りるし、おトイレにもくっ付いて入るの。ちょっとマミーが隣の部屋に物を取りに行くのにも付いて歩くから、「桃ちゃんはマミーの金魚の糞ですか？ずいぶん大きな糞ですね。」って言われるの。それでね、時々マミーがからかって、１階の廊下とキッチンとダイニングルームを早足で歩くの。そうすると桃も慌てて早足になって、それから小走りになって、マミーに後ろから飛び付きそうになりながら走るの。それで突然マミーが立ち止まると、桃も一緒に急ブレーキかけて、マミーの左側にお座りするの。そしたらマミー笑いながら褒めてくれました、桃のこと。「桃ちゃん、突然ヒールしてるの？いい子だね～。」
本日の桃の俳句。「今日も行く マミーの後を 影法師」
さっきね、マミーがバスルームから呼ぶから、ちょっと行ってみたの。そしたら、マミーったら泡がブクブクした不思議なお風呂に入ってるのよ。桃がシャワーを浴びる時にはそんなものないんだけどね。ちょっと不思議だったからそ～っとお鼻を近付けてみたら、なんと臭い臭いレモンの匂いがするの！桃はあの匂いは嫌いなのに。桃がどんな顔をするかと思って、それが見たくてマミーは呼んだみたいよ。また桃をからかったのよ。そりゃ桃だって一度は興味本位でレモン舐めちゃったことあるけどさ。でも覚えたの、それで。レモンとかグレープフルーツとか、柑橘系でも酸味の強いものは桃は嫌いなんだなって。オレンジは甘いから大丈夫よ。
（桃ちゃん、その割にはマッシュルームが嫌いだっていうの、いつになっても覚えないね～。）
本日の桃の短歌。「せっかくの お風呂もレモンで ぶち壊し 肉の塊 入れてみたいわ」
桃はね、とってもお気楽な犬生を送ってるの。朝お腹が空いたらマミーを起こしてお食事貰って、食べ終わったらマミーのお顔の前でげっぷしてごちそうさまのご挨拶。ひと寝入りしたら今度はお外に行ってトイレ。戻ってきてマミーとレスリング。またはお庭でテニスポール遊び。それが終わったらまたお昼寝。途中でお散歩に連れてって貰って、帰って来たらおやつ貰って、またお昼寝。お腹が空いたらマミーにお食事の催促して、お食事が終わったら今度はマミーのお食事を見に行くでしょ。それからマミーのお食事が終わったらまたレスリングかかくれんぼか鬼ごっこして遊んで、また寝るの。マミーが寝る前にもう一度お外に連れて行ってくれるから、そこでまたおしっこして、歯磨きしてお休みなさい。今日はね、お昼過ぎにマミーとベッドの上でレスリングして、その後くつろいでたらこんな写真撮られちゃいました。あ～、これでもう桃はお嫁に行かれない。
本日の桃の短歌。「レスリング ベッドの上で やってたら マミーも桃も お嫁に行けず」
（ちょっと桃ちゃん、マミーまで一緒にしないでよ。噛み噛み攻撃するのは、桃ちゃんだけでしょ！）
同じ穴の狢。
今日は霧雨の中をお散歩に行きました。マミーは桃が雨嫌いなのをよく知ってるので、「桃ちゃん、お散歩どうするの？桃ちゃんが嫌じゃなければ行ってあげるよ。」って。悲しくなるような土砂降りではなかったので、マミーにお散歩の催促をしました。いつもの道を歩いて帰って来たら、いい具合に桃は濡れ桃になってましたが、お家に入る前にぶ～るぶるぶるぶるぶるぶるぶるぶるんっ！バンダナがかなり濡れちゃったので、マミーが外してくれました。でもしばらくしたらマミーが桃をからかうの。「あら桃ちゃん、ちょっと生乾きね。」ですって。桃はお洗濯物ではありません。マミーのベッドでうとうとしてたら今度は、「久し振りにバンダナしてない桃ちゃんって、素っ裸みたいに見えるわ。」ですって！一応桃はこれでも嫁入り前の妙齢の金髪娘ですから。
本日の桃の短歌。「霧雨で いつもの道も ちょっとだけ 埃が落ちた そんな気がする」