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良弁杉由来

大阪の国立文楽劇場に、人形浄瑠璃文楽を観に行ってきました。この日は第一部の良弁杉由来。良弁僧正の出身地等に関しては諸説あるようですが、人形浄瑠璃では志賀の里で二番茶の茶摘みを見物している時に、赤ちゃんだった良弁僧正が鷲に拐われてしまうという設定。セットも、崇福寺跡の辺の景色にちゃんと似せてあるなぁと思いました。そして最後は、そうやって石山寺につながるの!って、なるほどと思いながら観劇。途中で三味線の方が持ち替えで珍しく八雲という二弦琴を演奏なさったり、内容濃かった!二弦琴も、音程の取り方が須磨寺とかの一弦琴と同じだと思うんだけど、耳がちゃんとしてないと物凄く難しいと思われます。左手の指が弦のどの位置を抑えるかだけでなく、弦にどの程度下方向の力を加えるのかと、両方で音程変わるんだもん。

睨み鯛の間の卯の字は、東大寺別当の橋村公英師の揮毫だそう。良弁僧正の大遠忌で良弁杉由来をかけているのでね。

大阪駅に出て、2時半頃にやっと、梅田麹室豊祝で、ランチにありつきました。11時開演だと、どうしてもランチは終わってからってなりますね。お造りはとても美味しかったけど、巨大唐揚げの味付けが甘くて、撃沈しました。もちろんグラスの中が水の筈は無く… 🤣

でも、ここで私のツボにいちばんはまったのは、このお店のシャンデリアですよ。そもそもシャンデリアって呼んで良いのかって話なんだけど。🤣