日別アーカイブ: 2013年9月27日

覇王別姫

レスリー・チャンとジョン・ローンと、主役がどっちに行くのか色々と紆余曲折があったのは知ってたけど、ついに、「覇王別姫」を観ました。もうこれも20年も前の映画なのね。3時間近くある映画ですが、でもそんなに長いとは感じさせないのですが、内容が濃くて見応えがあり、観終わったらグッタリ疲れました。レスリーの渾身の演技は凄くて、こっちまで魂を奪い取られそうでした。レスリーはインタビューで、女が男に化ける時には60%くらいでも文句は言われないのに、男が女に化ける時には80%でも叩かれて不公平って言ってたけど、でもゴメン。やっぱり女には見えん。ってかね、男の格好してる時には、なよなよ~っとしてて、見るからに女形なのよ。でもね、いざ京劇の女形の化粧と衣装を付けた時に、仕草までちゃんと女なんだけどね、口から顎にかけてが男なの。自分の思いを分かって貰えないっていう不満な表情が多いからか、口が尖ってるような、狐っぽいというか。それだけがちょっと残念だったなぁ。監督は、ジョンちゃまの目は才気走っててこの役には向かないと思ったらしいけど、「Mバタフライ」で「貴妃酔酒」を吹き替えなしでやってたジョンちゃまは、見かけも声も100%女だったわ。レスリーもジョンちゃまもどちらも好きなので、別にケチを付けてる訳じゃなくて、人間の顔って本当に不思議だなぁと思ったまで。素の時は、レスリーの方が簡単に女に化けられそうな顔してて、ジョンちゃまは間違ってもそういう風には見えないのにね。まあそのジョンちゃまも、京劇の格好ではなくて女装してる時には、かなり無理があるわけでして(笑)。


さらば、わが愛 覇王別姫

farewellmyconcubine mbutterfly

どっちが綺麗かって訊かれたら、私は迷わず右のジョンちゃまを選んじゃうわ。でも、映画そのものは、永久保存版でございます。

そうそう、20年前のコン・リーは、まだ少女の面影がちらっと残ってて、でもそれでしたたかな女を演じていて、なかなか興味深いです。したたかな女とか、阿婆擦れ女をやらせると、彼女は天下一品だね。「大紅灯篭高高掛」は何回か観てるけれど、まだ「紅高粱」観てません。ずっと観たいとは思ってるんだけどね。